(^^) | |
EX-P600 カシオ エクシリム プロ のフラッシュ 故障 不具合 |
|
フラッシュを使おうとすると、フラッシュの充電が開始されるが、延々と充電が終わらず、 フラッシュ表示が「謎の赤色」になり、フラッシュ撮影ができない。 |
|
カカクコム(2005.05.25から一部再開)のEX-P600に関する掲示板でも、同様の現象が報告されている。
http://www.kakaku.com/bbs/Main.asp?SortID=3637029 http://www.kakaku.com/bbs/Main.asp?SortID=3367083 http://www.kakaku.com/bbs/Main.asp?SortID=3322588 http://www.kakaku.com/bbs/Main.asp?SortID=3152082 http://www.kakaku.com/bbs/Main.asp?SortID=3011010 |
|
フラッシュを焚こうと、フラッシュボタン(A)を押して、強制フラッシュ発光にする。 画面左上のフラッシュ表示(C)が強制発光を示す。 すると、フラッシュ充電のため、ファインダー横のフラッシュ充電ランプ(B)が点滅するが、 延々と点滅したままで、一向にフラッシュ充電が完了しない。 この間はシャッターを押しても切れず、撮影できない。 |
|
そのまま放置すると、画面左上のフラッシュ表示(C)が赤くなって止まる。 (この段階で画面がフリーズすることもある) フラッシュ充電ランプ(B)は緩やかな点滅に変わるが、シャッターを押しても切れず、撮影できない。 |
|
上記の流れ:動画を見る(2.45MB、16秒) | |
結局、強制発光以外でも、フラッシュを使う状態では撮影できないため、
強制「不」発光にしないと一切の撮影ができない。 事実上、フラッシュが使用できないデジタルカメラとなる。 |
|
フラッシュ表示が「謎の赤表示」となり、死ぬ。 |
|
以下の確認をしたが、改善しなかった。
カシオ純正の充電池(NP-40、3.7V 1230mAh)を使用し、確認。 充電池は満充電の状態で、確認。 複数個の純正充電池を使用し、確認。 SDカードを入れないで、確認。 複数種のSDカードを使い、確認。 メニューをリセットして、確認。 充電池を長時間取り出し、確認。 ファームウェアを最新(ver 1.02)にして、確認。 ファームウェア(ver 1.02)を上書きして、確認。 |
|
フラッシュの修理は、サービスセンターへの持ち込みで9千円台後半。
(サービスセンターへの持ち込みにて確認) |
|
フラッシュを無効にしないと、上記の「謎の赤表示」となり、撮影すらできなくなるが、
このEX-P600には、幸いなことにシンクロ端子があるため、シンクロコードを用いた外部フラッシュ (例えばサンパックの外部フラッシュなど)を使うことで、フラッシュ撮影は可能になる。 (シンクロコードを使わない連動タイプは、本体の内蔵フラッシュが発光しないために使えない) シンクロコードで接続するタイプの外部フラッシュで、 サンパックから発売されている安価なものとしてauto22SRがある。 ガイドナンバーは22(ISO 100-m)なので、EX-P600の内蔵フラッシュの8と比べると十分に大きい。 また、単三型電池を4本使用するので、フラッシュのチャージが速い。 もちろん、EX-P600本体の充電池はフラッシュ発光には使われないので、撮影枚数が延びる。 フラッシュのチャージの速さは、EX-P600の機敏さを加速させる。 auto22SRの上位機種としてauto36SRがあり、ガイドナンバーは36になる。 EX-P600と外部フラッシュをシンクロコードで接続すると、 内蔵フラッシュを発光禁止にした状態で、外部フラッシュが発光する。 カメラ本体の操作で外部フラッシュを発光禁止にはできないため、 外部フラッシュを発光させない時は外部フラッシュの電源を切るしかない。 残念なことに、EX-P600にはアクセサリーシューがないため、 そのままでは本体に外部フラッシュを固定できない。 ブラケットを購入することでカメラと外部フラッシュを固定できるが、 非常に大きくなり、コンパクトさは確実に失われる。 さらに、カメラから外部フラッシュに送られる情報はシャッターを切ったということだけなので、 シャッター速度や絞り、ISO感度などの詳細情報は送られない。 つまり、調整が非常に難しいということになり、腕と勘が求められる。 試し撮りを行い、明るすぎる場合は、フラッシュに発光制限機能がある場合はそれを使うか、 ない場合または発光制限機能でも強い場合は、カメラ本体で絞るか、シャッタースピードを上げるしかない。 逆に暗い場合は、カメラの絞りを開放するか、ISO感度を上げて対応する。 上手く合えば綺麗な写真が撮れるが、光量不足や白く飛んだ場合の修正は不可能である。 EX-P600本体に、アクセサリーシューがあれば良かったのだが... |